HOMEザックザックって?オープン記念!スペシャル取材!ワニ養殖で一攫千金VOL.04 ワニ養殖小池さん、温室で語る日本の農業

ワニ養殖で一攫千金!?

小池勝弘さん

ファーマーDATA

小池勝弘さん 小池ワニ総本舗(静岡県)

ワニの世話は1日5分で十分。エサも、廃棄肉を有効活用。
これで日本を変えますよ!

(text by 白石あずさ

仕事の仕組み

  • ワニ1匹で約20万円、毎年100匹出荷が目標
  • 仕事:ワニ肉販売、ワニ養殖、ワニ製品開発、ワニ本の出版
  • 一日の世話時間は5分程度

年間スケジュール

通年:
1日5分のエサやりと掃除 たまに取材対応
春:
寒い日は暖房をつけたりする
夏:
暑すぎないように温度調節も行う
秋:
ワニ肉出荷が始まる(2008年予定)
冬:
寒くなるので暖房を適宜つける
初期投資
星4つ
手間
星1つ
ギャンブル度
星5つ
難易度
星3つ

VOL.04 ワニ養殖小池さん、温室で語る日本の農業

ワニ取材画像
ワニにだんだん慣れてきた。それにしても暑い・・・

さあ、日本の農業はワニで再生するぞ。 そう意気込んだものの、ワニってどうやって育てたらいいんだろう? 動物園に電話すると、あきれたように返事が返ってきた。

「あんた、やめときなはれ。月に何十万円も電気ヒーター代がかかるし、利益でないよ」

そうかなあ。ものの本によると、そんなにあっためなくてもワニは生きていけるらしい。 のちに、小池さんが自宅の大型冷蔵庫でやってみた実験によると、5度まではワニはピンピンしていたが、0度になると、目がトローン。つまり、5度までは太らせることを目的としなければ、とりあえず大丈夫とのこと。よっぽど寒い地域じゃなければ、普通の温室を作り、水場さえあればなんとかなるんじゃないか。

保健所にやっとのことで許可をもらい、近所の人に理解を求め、一千万円かけて自宅の裏にワニ養殖場を完成。さあ、家の次はいよいよワニさんだ。
さっそく輸入動物業者を探して電話をかけてみる。

「あ、もしもし? ワニ、いますか?」
「ええ、扱ってますよ」
「まず…そうですね、50匹くらい」
「えっ!」

そんなに一度に輸入されるものではないらしく、さんざん待ってやってきたのは、たったの1匹。ペットじゃない。食用ワニの養殖だからたくさんほしいのだ。待ちきれない小池さん、単身、買い付けにタイ王国へ。

ワニ入荷時の状態画像
ミイラ状態でタイからやっていたワニさん。おつかれさま。

ぐるぐるとロープで巻かれたミイラみたいなワニたちが、タイから関西国際空港に届いたのはある暑い夏の日。迎えにいった小池さんの小さなバンに、まさか50匹もワニが積まれているとは誰も思わなかっただろう。

ワニ入荷時の状態画像
輸入認可を取得。「これで日本を変えるぞ」と意気込み、
霞ヶ関までわざわざ許可証を受け取りに行った。

さあ、これから日本のワニ養殖の歴史が始まるのだ。

そして、腰を曲げて労働していた年老いた両親にも楽をさせられる。

しかし、小池さんは読みが甘かった。ワニの世話が楽すぎたのだ。

小屋をあける→前の日の食べ残しをチリトリでちょこちょこっと取る→新しいニワトリの肉を置く→鍵を閉める

これだけだ。一日、数時間はかかると思われたワニの世話が、たったの5分で終わってしまう。何しろ、ワニはあまりフンをしない、そしてそのフンはほとんど臭わない。つまり、掃除する必要がない。その上、フンは肥料にもなるので、パパイヤを植えたらぐんぐん育つ。

なんと素晴らしい家畜なのだろう…と喜んだのは小池さんだけで、あまりの作業の少なさに、働き者すぎる両親はがっかり。はりきっていたのに、やることがない。

「ワニの世話はつまらんのー」

そういい残して、結局、また畑に出て行く。

ワニ画像
水に逃げたワニ。びっくりするほど、動きません。

せっかく親孝行しようと思っていたのに、なんてことだ。
こうなったら、ワニを増やすしかない!
かくして、小池さんは2千万円かけて第二養殖場を建設。さらに300匹のワニが投入されたのだ。

はたしてワニ養殖場に両親は戻るのか?

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今週のZファーマー

Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん

A.がっぽり型

川部正巳さん

滋賀県米原市

占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。

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