HOME
「がちんこ農業生活」そがしんいちインタビュー
逃亡生活の終わり
2010.03.11 Thu
もう逃げない。新潟へ戻ってきた農家の長男・そがしんいち。が、ただの長男じゃないぞ!ってことで、お父さんに「脱・(いわゆる)農家の長男」宣言をした。父が決めたことに従うよくいるそこらの長男ではない。
おやじよ、自分を対等なパートナーとして受け入れてくれ。経営は自分が中心となって、技術はおやじが中心となって、この曽我農園を切り盛りしていくのだ、と。
いわゆるギブアンドテイク。
父は納得してくれたが、そんなに最初からうまくはいかない。栽培の仕方や経営方針の違いから、日々ケンカ。で、こりもせずまた逃げた。 「おやじとの意見の違いもあるけれど、ほんとの理由は...さみしかったこと」
黙々と延々、続くひとり作業。時には温度計が48度に達するハウスのなかで汗だくでひとり。まわりのサラリーマンが大型連休だ、夏休みだと浮かれているときにトマト畑のなかでひとり。田舎のでかい蚊にさされて、ぼりぼり腕を掻いているときもひとり。
つるむ友達もいれば愚痴のひとつも言えたかもしれない。しかし、まわりに気の合う農家の若い兄ちゃんもいない。いや、隣の市にはいたかもしれないが、やはり手にしたのは軽トラのハンドルではなくパスポートだった。
次はフランスだ!
2度あることは3度ある。3度目の逃亡先に選ばれたのは、前から気になっていた農業大国フランス。
お世話になったのは、南部プロバンスのアルルの近く。おやじさんとおかみさんのふたりで切り盛りする農場だ。日本の「こうあるべき」という窮屈さがみじんもなく、「どんどん意見を出して、変えるところは変えていこう」とふたりの風通しは抜群にいい。
そんな自由で春風のような夫婦に「親とケンカしているんだけど、どうしたら?」「若い人がまわりにいなくてさみしい」と相談してみた。 「しっかり話をしなさい。少しずつだけど認めてくれるから。フランスだって若い人は農業を継がなくなってきているの。だから農業をやっている自分を表現して発信していきなさい」
なるほど。自分を表現するひとつの手段としてブログを書いてみようか。
アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸と、ほぼ地球を一周して、また故郷の新潟にもどるのだった。
ほんとにもう逃げない!? 新たなそが青年のスタートは!
おやじよ、自分を対等なパートナーとして受け入れてくれ。経営は自分が中心となって、技術はおやじが中心となって、この曽我農園を切り盛りしていくのだ、と。
いわゆるギブアンドテイク。
父は納得してくれたが、そんなに最初からうまくはいかない。栽培の仕方や経営方針の違いから、日々ケンカ。で、こりもせずまた逃げた。 「おやじとの意見の違いもあるけれど、ほんとの理由は...さみしかったこと」
黙々と延々、続くひとり作業。時には温度計が48度に達するハウスのなかで汗だくでひとり。まわりのサラリーマンが大型連休だ、夏休みだと浮かれているときにトマト畑のなかでひとり。田舎のでかい蚊にさされて、ぼりぼり腕を掻いているときもひとり。つるむ友達もいれば愚痴のひとつも言えたかもしれない。しかし、まわりに気の合う農家の若い兄ちゃんもいない。いや、隣の市にはいたかもしれないが、やはり手にしたのは軽トラのハンドルではなくパスポートだった。
次はフランスだ!
2度あることは3度ある。3度目の逃亡先に選ばれたのは、前から気になっていた農業大国フランス。
お世話になったのは、南部プロバンスのアルルの近く。おやじさんとおかみさんのふたりで切り盛りする農場だ。日本の「こうあるべき」という窮屈さがみじんもなく、「どんどん意見を出して、変えるところは変えていこう」とふたりの風通しは抜群にいい。そんな自由で春風のような夫婦に「親とケンカしているんだけど、どうしたら?」「若い人がまわりにいなくてさみしい」と相談してみた。 「しっかり話をしなさい。少しずつだけど認めてくれるから。フランスだって若い人は農業を継がなくなってきているの。だから農業をやっている自分を表現して発信していきなさい」
なるほど。自分を表現するひとつの手段としてブログを書いてみようか。
アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸と、ほぼ地球を一周して、また故郷の新潟にもどるのだった。
ほんとにもう逃げない!? 新たなそが青年のスタートは!
![]()
名前: そがしんいちさん
所在地: 新潟県
![]()
名前: 白石あづさ
所在地: 東京都
フリョウノウミンって聞いてたからリーゼントの怖い人が現れるのかと思いきや、そがさんはとっても好青年でした!これからの活躍に期待です。
今週のZファーマー
Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん
滋賀県米原市
占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。



「農家、ダセー」っていう概念を変えたいんです!