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今週のZファーマー
アグレッシブなZファーマーたち
東京・立川に出現した小粋な朝市〜いなせな有機農家・鈴木父子!
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名前: 父)鈴木英次郎さん 息子)鈴木富善さん 有機農家 鈴木農園(東京都立川市)
前は農薬使ってたんだよ。でも、女房が天然酵母のパン屋やりはじめてさ、片方は天然、片方は化学肥料なんて格好つかないよな。オレも体に優しい野菜を作るか、と。『うちの子、ここの野菜なら食べるの』なーんて言われると嬉しいよな
(text by 白石あづさ)
無農薬野菜を裏の畑で作り、週2回、敷地内の特設テラスで手作り朝市を一家で運営。販売は朝市と宅配のみ。現在は娘夫妻が経営する天然酵母のパン屋「ゼルコバ」にも野菜を提供している。じゃがいも、にんじんなどの基本野菜のほかホワイトアイシクルやちりめんキャベツなどの西洋野菜も栽培。日本ではまだ珍しい種類のトマトや唐辛子にもチャレンジしている。
一年を通して、畑仕事。朝市運営。宅配。年中野菜が収穫できるが、朝市は冬季に休むことも。ほか、日々珍しい野菜を探して実験栽培を行う(主に息子さん)。
VOL01.朝市取材! ふろしき男と再び
2008.11.20 Thu
電話がジリジリと鳴っている。
コウモリのような生活をしている私にとって、世の中で一番恐れるのは朝から鳴る電話の音。
たたき起こしてくれたのは、前回のワニ取材に同行した「ふろしき男」こと伊藤編集長だ。
白石 「...も、もしもし...」
伊藤 「し、し、白石さん、伊藤です。まだ寝ていたのですか」
白石 「伊藤編集長、朝からなんでしょう?」
伊藤 「もう昼ですよ。いったい何時に起きるんですか?」
白石 「おやつの時間には起きますよ」
伊藤 「ぬー...。朝、苦手とは聞いていたが...ところでお仕事です」
白石 「取材ですか?」
伊藤 「鈴木さんという個人農家でやっている朝市です」
白石 「朝...朝ですか...」
伊藤 「まあ、聞いてください。そこの父子が作る無農薬野菜は絶品です。特にトマト! そして娘さん夫婦が同じ敷地で『ゼルコバ』というパン屋やってますが、あの赤坂サカスのパン屋よりもうまいという人もいるくらいです」
白石 「むむ、焼きたてパンに絶品トマト...起きられる気がしてきました」
東京から西武新宿線で1時間。
立川と名前がつくからには、住宅街を想像していたのだけど、西武立川駅前はなんと原っぱ。麦わら帽子の子どもがかけっこして遊んでいる。昭和30年代の風景がここに!
...と感激している場合じゃないぞ。伊藤編集長はとっくに現場に到着している。急げ、タクシー!!
「おじさん、鈴木農園...ゼルコバってパン屋さんもあるんだけど。知ってる?」
「知っているよぉー。お姉ちゃん、どっからきたの?」
「東京ですけど...」
「なんだー、残念!」
なぜ残念? タクシーのおじさん、手を広げて、がっかりのポーズ......って、両手でハンドル離さないでよ!
「ややや、ごめん。だってさ、ゼルコバって有名なパン屋なんでしょ? この間、乗せたお客さんは九州から来たっていうしさー」
「九州?!」
「朝市の野菜も評判だよねー」
地元のタクシーのおじさんも、九州人も気になる鈴木農園とゼルコバ。
ううむ、どれだけおいしいというのだろう。急がなければ!
タクシーは、住宅街を抜け、雑木林の道を進む。
窓から外を覗くと、見落としそうな小さな看板とキョロキョロしながら立っている伊藤編集長を発見。
「運転手さん、あのふろしきを抱えている挙動不審な男の前で止めてください」
「了解。俺のかわりに、うまい野菜とパンいっぱい食べてきてよ!」
次は、期待たっぷりに鈴木農園を取材!
コウモリのような生活をしている私にとって、世の中で一番恐れるのは朝から鳴る電話の音。
たたき起こしてくれたのは、前回のワニ取材に同行した「ふろしき男」こと伊藤編集長だ。
白石 「...も、もしもし...」
伊藤 「し、し、白石さん、伊藤です。まだ寝ていたのですか」
白石 「伊藤編集長、朝からなんでしょう?」
伊藤 「もう昼ですよ。いったい何時に起きるんですか?」
白石 「おやつの時間には起きますよ」
伊藤 「ぬー...。朝、苦手とは聞いていたが...ところでお仕事です」
白石 「取材ですか?」
伊藤 「鈴木さんという個人農家でやっている朝市です」
白石 「朝...朝ですか...」
伊藤 「まあ、聞いてください。そこの父子が作る無農薬野菜は絶品です。特にトマト! そして娘さん夫婦が同じ敷地で『ゼルコバ』というパン屋やってますが、あの赤坂サカスのパン屋よりもうまいという人もいるくらいです」
白石 「むむ、焼きたてパンに絶品トマト...起きられる気がしてきました」
東京から西武新宿線で1時間。立川と名前がつくからには、住宅街を想像していたのだけど、西武立川駅前はなんと原っぱ。麦わら帽子の子どもがかけっこして遊んでいる。昭和30年代の風景がここに!
...と感激している場合じゃないぞ。伊藤編集長はとっくに現場に到着している。急げ、タクシー!!
「おじさん、鈴木農園...ゼルコバってパン屋さんもあるんだけど。知ってる?」「知っているよぉー。お姉ちゃん、どっからきたの?」
「東京ですけど...」
「なんだー、残念!」
なぜ残念? タクシーのおじさん、手を広げて、がっかりのポーズ......って、両手でハンドル離さないでよ!
「ややや、ごめん。だってさ、ゼルコバって有名なパン屋なんでしょ? この間、乗せたお客さんは九州から来たっていうしさー」
「九州?!」
「朝市の野菜も評判だよねー」
地元のタクシーのおじさんも、九州人も気になる鈴木農園とゼルコバ。
ううむ、どれだけおいしいというのだろう。急がなければ!
タクシーは、住宅街を抜け、雑木林の道を進む。
窓から外を覗くと、見落としそうな小さな看板とキョロキョロしながら立っている伊藤編集長を発見。
「運転手さん、あのふろしきを抱えている挙動不審な男の前で止めてください」「了解。俺のかわりに、うまい野菜とパンいっぱい食べてきてよ!」
次は、期待たっぷりに鈴木農園を取材!
今週のZファーマー
Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん
滋賀県米原市
占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。


