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今週のZファーマー
アグレッシブなZファーマーたち
日本から5千キロ南へ!オーストラリアで和牛生産者に会ってきた!
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名前: 鈴木崇雄さん 和牛生産牧場ベルツリー・オーストラリア(オーストラリア)
何かを変えたり認めてもらったりするには自分で実績作らないとダメなんですよ。何年かかるか分からないですけど。品質と価格が折り合った確実に美味しいお肉というのを作っていきたいと思っているんです
(text by ニー・ダンセル)
作業は基本的に1人で行うが、3人の子どもたちがトラクターを操るなどして手伝う。和牛を中心に100頭以上を飼育。繁殖させて種牛や肉牛を作って販売する。肥育業者(育てて太らせる業者)に売るだけでなく自前で穀物肥育も行っている。レストランにも肉牛を直接卸す。
[牛]
1月 種付け
4月 駆虫剤投与
5月 離乳
9月 出産
12月 種付け
[草地]
5月 薪割り、雑木伐採、等
8月 追肥
10月 除草作業
VOL.2 広いところでカウボーイみたいな生活をしたかった!
2008.12.23 Tue
鈴木さんがここブルーマウンテンズで和牛の生産を始めたのは2006年の12月。どういったきっかけだったのだろうか。「僕はもともと大学で畜産の勉強をしていたんです。その後栃木県で2年間酪農関係の仕事をしていたんですね。観光牧場の搾乳の仕事でした」
大学で畜産を専攻するというのは実家が酪農家か何かだったのだろうか、それとも余程の何か理由があったのだろうか。
失礼は百も二百も承知で、「僕は高校時代畜産を勉強したいと思ったことは1秒足りとも思ったことなかったんですが、鈴木さんの場合はどうだったんですか?」と聞いてみた。「うーん、それはたまたまです。高校出るときってそこまで色々考えてないでしょ。なんとなく面白そうだなと思って。それが結果的には今にまでつながっちゃったんですよ。良かったんだか、悪かったんだか。ははは」
意外にも鈴木さんが畜産の道に入ったきっかけは非常に単純だったようだ。
そう言われてみれば、私なんか高校生のとき「何したい?」って聞かれたら「えーっと、とりあえずたくさん寝れてお金がもらえる仕事がいいです。石油王とかどこかの国の貴族とかになりたいです」くらいのことしか考えてなかったのだから、なんにせよ自分の進むべき道を一歩踏み出した鈴木少年の決断は正しかったと言えそうだ。
その後酪農の仕事をしていた鈴木さんに最初の大きな転機がやってくる。
馬に乗れなきゃ仕事はない!
「どこか広いところに行ってカウボーイみたいな生活をしたいと思ったんです。そうなるとやっぱり海外ですよね。具体的にはオーストラリアかアメリカ。やっぱり畜産の本場ですから。
最初はワーキングホリデーで行こうと思ったんですが、知り合いのツテで日本の商社が出資しているオーストラリアの農場を知ったんです。
そこで最初は働き口を求めて農場宛に手紙を書いたんですが、『馬も乗れない人間に仕事はない!』って返事が来たんですよね。当然馬なんか乗ったことないですから。
あきらめきれないので続いてその日本の商社のほうに連絡をしてみたところ意外にもなんとか働けるように手配をしてもらったんです。
1991年でしたね。結局その農場に16年間いました。この間はなんでもやりましたよ。
馬に乗って牛を追いかけたり(馬も乗りこなせるようになった!)、牛を管理するデータベースを作ったり。和牛の勉強もそこでしたんですよ」
しかし、海外に行くに当たって一番不安になるのはやっぱり語学である。
自慢じゃないが私はこの日の朝、シドニーの駅でハンバーガー一つ買うのにも失敗している。
小腹がすいたので軽いチキンバーガーのみを注文したのだが、よく聞き取れない質問に「Yes」と答えているとトリプルバーガーと巨大コーラが出てきた。結局黙してムシャムシャそれを食べるしかなかった。
それはそれで美味しかったのだが、胃がもたれた。小腹がすいただけなのに・・・。
ハンバーガー買うだけでもこの有様なのだから、仕事をするとなるとかなり大変に違いない。「あー」とか「うー」じゃ話にならない。まさか鈴木さんは海外子女だったのか。もしくは見た目から考えにくいけど、両親のどちらかがアメリカ人だったのか。
「全然できませんでしたよ。まるっきりだめでした。ははは」
ズコッ。意外にも私と同じ(すいません)!
「ただボスが根気強く、毎日牧場を走っては言葉を教えてくれたんです。例えば機械の名前とか場所の名前みたいな名詞は知らないとどうしようもないですから、それは頑張って覚えました。でもやっぱりかなりきつかったですよ。まあ、コツもありますけどね」
英語を話せるようになるコツ・・・!それはいったい?
次は、気になる英会話の鈴木流秘伝を公開!
今週のZファーマー
Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん
滋賀県米原市
占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。


