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今週のZファーマー

松本茂夫さんと清水陽介さん、どっぽ村発起人+どっぽ村に関わる若者たちさん

ファーマーDATA

名前: 松本茂夫さんと清水陽介さん、どっぽ村発起人+どっぽ村に関わる若者たちさん 滋賀県

買うのをやめて、なんでも自分で作れるようになろう。まず生きる基本、家を建てることと食べ物を作ることを身につけるのがどっぽ村や。

(text by 鈴木和歌奈

仕事の仕組み

松本さんの農業と清水さんの大工仕事を手伝いながら技術を習得する。農業では、米、そば、麦、菜種などの種まきや収穫、草刈りなどを行う。大工仕事では、清水さんが請け負った住宅の増改築を手伝う。実際、どっぽ村でゲストハウスなどの建物を建てたりすることも。

年間スケジュール

春から秋にかけて農業。自然のサイクルに任せて春は田植え、夏は草刈り、秋は稲刈りを行う。冬の間や雨の日は大工仕事をする。そば打ちなども体験できる。

初期投資
星1つ
手間
星3つ
ギャンブル度
星2つ
難易度
星3つ

VOL.07 都会OLから森の仕事に

2009.03.19 Thu
昼飯抜きで取材していた我々のために作ってくれたサツマイモのココナッツ煮。「あまくてうまい!」 これが築100年以上の民家。菜々子さん【右】と共同で借りている村井さん【左】 菜々子さんに続き、今回は都会OLから森林の仕事に転向した村井利恵さんを紹介します!

どういうわけか住まいにしている築100年の民家にお邪魔させてもらい、サツマイモ料理をいただきながらほっこりお話を伺うことに。

「どっぽ村のワークショップに参加してこれは!とぴんときて会社を辞めちゃいまいした」と村井さん。

これまで静岡県浜松市の会社に勤めていたが「会社との往復の日々で、これのままでいいのかな」と、今年の春、ここ上山田に住まいを移した。

民家は菜々子さんと共同で借り、菜々子さんはデザイン事務所に、村井さんは住居にしている。「となりのトトロ」のおばあちゃんちのようなどっしりとした造りで温かみのある家。

女の子の住まいらしくこまごまとした雑貨や生活用品が並ぶ。居心地の良さに時間を忘れ、ついつい長居してしまいそう、というか長居してしまいました・・・。

菜々子さんの仕事場、「秋の初めですでに冷えます。冬が恐ろしい」と菜々子さん 昔懐かしいご飯釜も残っている。修理しないと使えないが そして気になるお家賃は・・・おどろくなかれなんと2人で月1万4000円!!

「こっちで暮らし始めたら、ものを買わなくなりました。畑もはじめたし、山菜や野菜など地元の方にいただくことが多いですね」

部屋のちゃぶ台も、知り合いのおじいさんの手作り。村井さんのために、わざわざ作ってくれたのだという。

田舎は閉鎖的っていうけど、外から来た若者にちゃぶ台を作ってくれるとは!

呑みたいときは、店が近くにないから、松本さんの所にどっぽ村の仲間が集まってわいわい酒盛りするのだとか。お金をあえて使わずに、人とのつながりでじゅうぶんに楽しむのがどっぽ流なのか。うう、羨ましい。

「これまで建築会社にいたのですがもともと林業に興味があったし、里山に住んでみたかったんです。土に触れる暮らしがしたいなーとずっと思っていたら、どっぽ村があったんですよ」

村井さんは、引っ越すとともに近くの森林組合に転職した。今はどっぽ村の企画などに関わりながら、平日は環境教育の仕事をしている。キャンプ場に来た小学生に里山の大切さや自然環境をどう守るかといったことを教えているのだそうだ。

「自分が山に住んでるから、実体験を持って伝えられる。これが嬉しいですよね」

うーん、確かに環境関連の仕事してて実に「エコ」な暮らししている人って案外少ないかもなあ。たしかに、村井さんの働き方は矛盾がなさそうだ。

doppo07_05.jpgdoppo07_06.jpgそれにしても、村井さんは県内出身だが、上山田は地元ではない。田舎はよそ者に冷たいという、あのイメージはいったいほんとなのか?

ゆかりのない所に仕事も住まいも移すというのは、相当の覚悟があったのでは?

「単身で引っ越してきたとはいえ、これまで松本さんの計らいで2組が上山田に移住した過去があったからこそ安心して越してこられたんです。松本さんがこれまで地元で信頼を得ているからこそですよ」

なるほど、一軒家に破格の値段で住めるのは、松本さんの人脈のうえでの信頼関係からなのだ。

閉鎖的になりがちな農村で、ゆかりのない若者が活動できる土壌を作り続けている松本さんと清水さん。やっぱりすごい人だ。

「ここは生き方を考える場を与えてくれる場所ですね。そして、仲間がいて一人じゃないから愉しくやっていける」

社会のあり方や自分の生き方を考えて考えて選択した答えが田舎暮らしでありどっぽ村だった。村井さんにも菜々子さんにもそんな意志の強さを感じた。

次回は最終回。どっぽ村が計画しているこれからの面白プロジェクトを一挙公開します。

「え?そんなことできちゃうの?」っていう企画が続々登場。お楽しみに!

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ザックザック企画

今週のZファーマー

Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん

A.がっぽり型

川部正巳さん

滋賀県米原市

占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。

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