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今週のZファーマー
アグレッシブなZファーマーたち
日本最若手?女性養蜂家を追う!
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名前: 岡村美永子(養蜂家) 更科養蜂苑さん 長野県
とにかく自分がおいしいと思うはちみつをつくりたいです。蜂は共同経営者みたいな感じかな、私自身ゆったりした性格だし、蜂と息が合うんだと思います。
(text by ゴロゥ)
基本的な養蜂管理と、蜂設置場所の確保、卸し先や、提携先などへの営業を行う。
蜜を採る植物は時期により変化する、サクランボ、リンゴ、フルーツバスケット、アカシア、ホワイトメリロート、フラワーバスケット(百花蜜)。この順番に花を追いかけて巣箱を移動させ、はちみつを採取していく。
5月半〜9月末まではちみつの採取作業
10月半〜2,3月は越冬作業。
グレーのビニールをかけて保温したり、月2回外に出られるよう箱をあけたり、内見をしつつ餌や水をあげて蜂をやすませる。
VOL.12 養蜂家は花を追いかける
2009.09.14 Mon
5月中旬~9月末は引越し生活
ハチミツがとれる時期は5月中旬~9月末まで。その間に花を追いかけるように巣箱を移動させてハチミツを集める。
更科養蜂苑でとっている蜜は、開花順番に並べるとこんなかんじ。
サクランボ
リンゴ
フルーツバスケット
アカシア
ホワイトメリロート
フラワーバスケット(百花蜜)
咲いている場所を追いかけて巣箱を移動させていく。
採蜜の5月半~9月末の時期は、われわれも行った巣箱の移動やハチミツ集めの作業が行われる。
では、冬は何をするのか?
冬を越す
10月半~2月、3月の冬の間は女王蜂がたまごを生まなくなり、休ませる時期だ。
まず、寒さに弱いミツバチが死んでしまわないように冬はビニールをかけておき、月2回ぐらいは、外に出られるように箱を開ける。
また、扉を開ける時にはびっくりしないように一度ノックして開けますよという合図をしてから開けるのだ。 ノックが必要とは、人間と一緒だ!
冬の間は蜜がなくなるので、集めたハチミツの余りや砂糖水を与える。
ただ、砂糖水で育てたミツバチは免疫力が下がるという情報もあるらしい。ハチの失踪事件について、アメリカではミツバチの免疫力が落ちているからだという説があり、砂糖水をエサにするのも関連性もありそうだと岡村さんは話していた。更科養蜂苑では、砂糖水ではなく、ハチミツを与えるようにしているという。
水飲み場も近くに置いてやる。ハチは染み出てくる水が好きなようなので、容器に石を入れてそこから染み出てくるようにしてやる。
また、ミツバチは水に濡れると動けなくなってしまうので、その石が足場にもなる。虫にとって水は溺れる恐ろしい物体でもある。
また、ミツバチはヒーターも自前だ。羽根をばたつかせて体温を上げて、巣を暖めることができるのだ。
最近は温暖化の影響なのか、何も手を貸さずに外にいても越冬しているセイヨウミツバチの情報もあがってきている。
以上が冬のミツバチの世話だが、仕事はミツバチの世話だけではない。有名デパートなど新しい卸し先開拓などの営業も岡村さんが行うのだ。
岡村「ハチミツはデパートでは要注意カテゴリーらしいんです。」
ハチミツは、中身がどこ産か、どうやってつくられたかが分かりにくい品物である。水で薄め砂糖で調整したりしている偽装をされたら見破りにくいため、製品保証がかなり難しい。
そのため、デパートにとっては要注意カテゴリーに属する商品で、下手に取引を始められない品物なのだ。取引する場合も、信頼関係がかなり重要な部分を占める。だが、新しくはじめた更科養蜂苑に実績も信頼もない・・・。はたして、どうしたものか。
モンドセレクション受賞!
岡村さんはやはり、品評会や賞などで品質を保証してもらうのがいい、と考えた。
ところが、探してみても、ハチミツの賞が見当たらない。
そしてようやくみつけたのがあのモンドセレクション。よく、お菓子などに金色で地球儀とビルのロゴがついているやつだ。
最近では、サントリーのザ・プレミアム・モルツについている。
見慣れたモンドセレクションを調べてみるとハチミツ部門があったのだ。もともと品質には自信があったので即応募。取材したときに、ちょうど受賞がきまったばかりだった!(ちなみにモンドセレクションは審査に1100ユーロ、13万円程度かかるらしい!た、高い!)
受賞式にも自腹で行ってくるというが、やっぱり歴史をつくるには色々な自腹も必要なのだろう。
ポジション取りが勝負
巣箱をおかせてもらえる場所の確保も重要な仕事だ。西洋ミツバチは、一番最初に蜜を集めてきたミツバチと同じ花の蜜を一斉に集める性質がある。
そのため、採りたい花を集めるような場所に巣箱置かないとおいしくない花の蜜を集めてしまう。とくに味よりも匂いが強い花の蜜に寄ってしまうので、置き場所に失敗すると強烈な匂いのまずいハチミツができてしまうこともある。ハチミツは人間の好みなどお構いなしなのだ。
そういうこともあって、岡村さんは巣箱置き場探しには余念がない。車で走っているときも、ちょうど花が咲きそうなリンゴの木があると目を付けて、飛び込みで置かせてもらえないかと営業をかけることもあるという。
果樹園としても、ミツバチが受粉を手伝ってくれるので喜んで引き受けてくれる場合もあるし有料の場合もある。逆に果樹縁側が受粉のためにミツバチを借りたいと頼んだときは、養蜂家が報酬をもらうこともある。状況によって、立場が替わる。
養蜂業と一口にいってもやることはたくさんある。どこかの養蜂場のテレビCMで見てたような、そよぐ風と花、そしてミツバチと戯れるようなイメージと全然違う。
それにしても、最初は蜂が嫌いだった岡村さん、何で続けられるんでしょう。
ハチミツがとれる時期は5月中旬~9月末まで。その間に花を追いかけるように巣箱を移動させてハチミツを集める。更科養蜂苑でとっている蜜は、開花順番に並べるとこんなかんじ。
サクランボ
リンゴ
フルーツバスケット
アカシア
ホワイトメリロート
フラワーバスケット(百花蜜)
咲いている場所を追いかけて巣箱を移動させていく。
採蜜の5月半~9月末の時期は、われわれも行った巣箱の移動やハチミツ集めの作業が行われる。
では、冬は何をするのか?
冬を越す
10月半~2月、3月の冬の間は女王蜂がたまごを生まなくなり、休ませる時期だ。
まず、寒さに弱いミツバチが死んでしまわないように冬はビニールをかけておき、月2回ぐらいは、外に出られるように箱を開ける。
また、扉を開ける時にはびっくりしないように一度ノックして開けますよという合図をしてから開けるのだ。 ノックが必要とは、人間と一緒だ!
冬の間は蜜がなくなるので、集めたハチミツの余りや砂糖水を与える。
ただ、砂糖水で育てたミツバチは免疫力が下がるという情報もあるらしい。ハチの失踪事件について、アメリカではミツバチの免疫力が落ちているからだという説があり、砂糖水をエサにするのも関連性もありそうだと岡村さんは話していた。更科養蜂苑では、砂糖水ではなく、ハチミツを与えるようにしているという。
水飲み場も近くに置いてやる。ハチは染み出てくる水が好きなようなので、容器に石を入れてそこから染み出てくるようにしてやる。また、ミツバチは水に濡れると動けなくなってしまうので、その石が足場にもなる。虫にとって水は溺れる恐ろしい物体でもある。
また、ミツバチはヒーターも自前だ。羽根をばたつかせて体温を上げて、巣を暖めることができるのだ。
最近は温暖化の影響なのか、何も手を貸さずに外にいても越冬しているセイヨウミツバチの情報もあがってきている。
以上が冬のミツバチの世話だが、仕事はミツバチの世話だけではない。有名デパートなど新しい卸し先開拓などの営業も岡村さんが行うのだ。
岡村「ハチミツはデパートでは要注意カテゴリーらしいんです。」
ハチミツは、中身がどこ産か、どうやってつくられたかが分かりにくい品物である。水で薄め砂糖で調整したりしている偽装をされたら見破りにくいため、製品保証がかなり難しい。
そのため、デパートにとっては要注意カテゴリーに属する商品で、下手に取引を始められない品物なのだ。取引する場合も、信頼関係がかなり重要な部分を占める。だが、新しくはじめた更科養蜂苑に実績も信頼もない・・・。はたして、どうしたものか。
モンドセレクション受賞!
岡村さんはやはり、品評会や賞などで品質を保証してもらうのがいい、と考えた。ところが、探してみても、ハチミツの賞が見当たらない。
そしてようやくみつけたのがあのモンドセレクション。よく、お菓子などに金色で地球儀とビルのロゴがついているやつだ。
最近では、サントリーのザ・プレミアム・モルツについている。
見慣れたモンドセレクションを調べてみるとハチミツ部門があったのだ。もともと品質には自信があったので即応募。取材したときに、ちょうど受賞がきまったばかりだった!(ちなみにモンドセレクションは審査に1100ユーロ、13万円程度かかるらしい!た、高い!)
受賞式にも自腹で行ってくるというが、やっぱり歴史をつくるには色々な自腹も必要なのだろう。
ポジション取りが勝負
巣箱をおかせてもらえる場所の確保も重要な仕事だ。西洋ミツバチは、一番最初に蜜を集めてきたミツバチと同じ花の蜜を一斉に集める性質がある。
そのため、採りたい花を集めるような場所に巣箱置かないとおいしくない花の蜜を集めてしまう。とくに味よりも匂いが強い花の蜜に寄ってしまうので、置き場所に失敗すると強烈な匂いのまずいハチミツができてしまうこともある。ハチミツは人間の好みなどお構いなしなのだ。
そういうこともあって、岡村さんは巣箱置き場探しには余念がない。車で走っているときも、ちょうど花が咲きそうなリンゴの木があると目を付けて、飛び込みで置かせてもらえないかと営業をかけることもあるという。
果樹園としても、ミツバチが受粉を手伝ってくれるので喜んで引き受けてくれる場合もあるし有料の場合もある。逆に果樹縁側が受粉のためにミツバチを借りたいと頼んだときは、養蜂家が報酬をもらうこともある。状況によって、立場が替わる。
養蜂業と一口にいってもやることはたくさんある。どこかの養蜂場のテレビCMで見てたような、そよぐ風と花、そしてミツバチと戯れるようなイメージと全然違う。それにしても、最初は蜂が嫌いだった岡村さん、何で続けられるんでしょう。
つづく
今週のZファーマー
Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん
滋賀県米原市
占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。



