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今週のZファーマー
アグレッシブなZファーマーたち
インドネシアカリマンタンの農業の実態はいかに?
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インドネシア人、林業をやめて2008年に農業をはじめたばかり。自家消費用の野菜を育てつつ、約3haもの畑で、販売用のトウモロコシとアブラヤシを栽培している。毎日、朝から夕方まで、畑の管理をする毎日を送っている。種や肥料などの経費は、政府や企業から資金援助をうけることができる。奥さんと、三歳になる息子と、生まれたばかりの娘との四人暮らし。
4月〜10月 畑の準備 (石を拾う、耕す、畝をたてる、など、すべて手作業)
アブラヤシ畑の管理
11月 トウモロコシの種まき アブラヤシ畑の管理
12月〜4月 トウモロコシ畑の管理(除草など) アブラヤシ畑の管理
新たな畑の準備(トウモロコシを植える予定)
VOL.5 農家は大工でもある
2009.09.02 Wed
ダリアントさんは家もつくる
農家の仕事は、畑で野菜を育てるだけではない。実は、農家は時として大工でもある。
たとえば、ザックザックで取材したことのある「どっぽ村」では、このことを実践されていたりもする。
カリマンタンで農業を営むダリアントさんも、大工になる。ダリアントさんの建築の腕前もなかなかのものらしい。まず、一体彼らはどんな家に住んでいるのか見せてもらった。
ダリアントさんの家は、高床式の家だ。高床式と聞くと、米倉みたいなものを想像する方も多いだろうが、それとはちょっとイメージが違う。ダリアントさんの家は、地面から床下までの高さは60cmくらい。なんとなく高床式、そんな感じの家なのだ。
家を高床式にしているのには理由がある。一番の理由は、ダリアントさんの村の立地だろう。彼の村は、カリマンタンの中でも低地の湿地に位置している。湿地だから、地面はぬかるんでいることが多い。これが雨季になると、信じられないほどの大雨が毎日降るので、地面はますますぬかるむ。だから、家を持ち上げて洪水や湿気から家を守る必要があるのだ。
ダリアントさんは、今暮らしている家を自分で建てたのだという。
「時間はかかったけど、自分の気に入った家をつくりたかったからね。ほとんど自分一人で建てたよ。もちろん、人手が必要な作業もあるから、そんな時は、近所の知り合いなんかに、ずいぶん手伝ってもらったけどね。村には、もちろん大工もいるよ。村全体でみれば、俺みたいに自分で家を建てた人が半数、大工に頼んで建ててもらった人が半数くらいじゃないかな。」
ほとんど一人で立てたとは驚きだ。でも、やはりピンポイントでは人手が要る作業もあるようで、そういう時は手伝いが欠かせないようだ。
「畑の仕事もそうだけど、家の建築も、近所の人の助けがあってできること。誰かが家を建てるって聞けば、畑の仕事を中断して、みんなが手伝いにいくよ。自慢じゃないけど俺の大工の腕は、結構評判がいいんだ。だから、住んでいる地区の家の建築にはほとんど関わっているよ。だれが、いつ、どこに、どんな家を建てたかも全部覚えているんだ。」
農作業も、建築も、必要に応じて村の人同士で助け合う。その関わり合いの中で、ちゃんとした生活がつくられているのだ。日本だと、20年、30年と住宅ローンを組んで家をお金だけで建てることが多いが、インドネシアには自分でつくるという選択肢もある。ダリアントさんの生活が力強く感じる理由は、そういう点にあるのかもしれない。
農家の仕事は、畑で野菜を育てるだけではない。実は、農家は時として大工でもある。たとえば、ザックザックで取材したことのある「どっぽ村」では、このことを実践されていたりもする。
カリマンタンで農業を営むダリアントさんも、大工になる。ダリアントさんの建築の腕前もなかなかのものらしい。まず、一体彼らはどんな家に住んでいるのか見せてもらった。
ダリアントさんの家は、高床式の家だ。高床式と聞くと、米倉みたいなものを想像する方も多いだろうが、それとはちょっとイメージが違う。ダリアントさんの家は、地面から床下までの高さは60cmくらい。なんとなく高床式、そんな感じの家なのだ。家を高床式にしているのには理由がある。一番の理由は、ダリアントさんの村の立地だろう。彼の村は、カリマンタンの中でも低地の湿地に位置している。湿地だから、地面はぬかるんでいることが多い。これが雨季になると、信じられないほどの大雨が毎日降るので、地面はますますぬかるむ。だから、家を持ち上げて洪水や湿気から家を守る必要があるのだ。
ダリアントさんは、今暮らしている家を自分で建てたのだという。「時間はかかったけど、自分の気に入った家をつくりたかったからね。ほとんど自分一人で建てたよ。もちろん、人手が必要な作業もあるから、そんな時は、近所の知り合いなんかに、ずいぶん手伝ってもらったけどね。村には、もちろん大工もいるよ。村全体でみれば、俺みたいに自分で家を建てた人が半数、大工に頼んで建ててもらった人が半数くらいじゃないかな。」
ほとんど一人で立てたとは驚きだ。でも、やはりピンポイントでは人手が要る作業もあるようで、そういう時は手伝いが欠かせないようだ。
「畑の仕事もそうだけど、家の建築も、近所の人の助けがあってできること。誰かが家を建てるって聞けば、畑の仕事を中断して、みんなが手伝いにいくよ。自慢じゃないけど俺の大工の腕は、結構評判がいいんだ。だから、住んでいる地区の家の建築にはほとんど関わっているよ。だれが、いつ、どこに、どんな家を建てたかも全部覚えているんだ。」
農作業も、建築も、必要に応じて村の人同士で助け合う。その関わり合いの中で、ちゃんとした生活がつくられているのだ。日本だと、20年、30年と住宅ローンを組んで家をお金だけで建てることが多いが、インドネシアには自分でつくるという選択肢もある。ダリアントさんの生活が力強く感じる理由は、そういう点にあるのかもしれない。
つづく
今週のZファーマー
Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん
滋賀県米原市
占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。


