HOME
今週のZファーマー
アグレッシブなZファーマーたち
豪州で日本の若者に農業が人気?
![]()
![]()
名前: 冨田たけしさん 収穫スタッフコーディネート会社「ピッキーズ」(オーストラリア)
オーストラリアの広大な大地に触れ、種植えから収穫するまでの工程に実際に携わって、初めてモノを作ることの喜びや苦労に気づきました。 食生活も野菜中心になり、すべては繋がっているんだと考えられるようになりました。この体験をぜひ若い日本人にしてほしい。きっと『マジ地球サンキュー』って気持ちになりますよ!
(text by ニー・ダンセル)
仕事の仕組み:オーストラリアの農家で働きたい日本人の若者に、仕事(主に収穫作業)を紹介する。また、その若者たちが宿泊する施設も運営している。人手が足りないときは自らも収穫作業を手伝う。
一年中。(ワーキングホリデーの若者が増える時期と農家の繁忙期は忙しくなる)
VOL.05 サツマイモ植えの達人
2009.10.15 Thu
食事のあと冨田さんがピッキングの達人として紹介してくれたのがタイチさんだ。見るからに今風の子(表現がおばちゃんだが)という風貌のタイチさんは現在、フルーツピッキングに来る日本人の指導役を行っている。
成田で終わりたくなかった
「僕は親から離れたくて3年前にワーホリでオーストラリアに来たんです。千葉県の成田市出身で、成田で人生終わりたくなくて。英語も全然話せなかったんですけどね。
最初にパースに半年間いて、その後ラウンド(オーストラリア一周旅行のこと)しました。でもこのままではまた日本に帰らないといけなくなってしまう、と思ってセカンドビザを取ることにしたんです。それで、ピッキーズを頼ってバンダバーグの町に来て。最初はピッキーズのお客さんだったんですよ。」
なるほどなるほど、最初はどんなピッキングをしたんですか?
「最初にやったのはサツマイモを植える仕事です。ところがコツが分からないからすぐに疲れてしまうんです。いろいろ試行錯誤しているうちに、3パターンの姿勢を交代でやっていくと疲れにくいと気づいたんです」
タイチ秘術サツマイモ植え!
門外不出の秘術サツマイモ植えの姿勢が下の3つの写真だ。体全体をなるべく使って、植えることで、腰や足など一部分への負担を軽減するのがタイチ方式。以下、写真でその秘術をお見せする。



ピッキングは人を変える
英語はどうだったんですか?
「最初は全然駄目でした。今でも日常会話は苦手です。でも農業用語だけはやたらと詳しくなりましたよ。農家で使う単語って限られてますから。『雑草をとる』とか『手押し車』とかね。」
なるほど、最初にまったく英語がだめでも作業とリンクしているキーワードなら分かるようになるんですね。
「ピッキングの仕事も初めはしんどかったんですけど、今は素晴らしい職業に出会えたって思ってます。不思議とピッキングを始めたら野菜も美味しいと思うようになりましたね。やっぱり採れたてはジューシーで、スーパーで買うものとは全然違う。」
うう、やっぱり現場にいる人が一番おいしいものたべれられるのか。
「あと、スーパーに行ってもこの野菜は誰が採ったのかなって思ったり、ちょっとでも野菜の値段が下がってると、農家は大変だなって思うようになったり。ただ食べてただけのときとは、野菜を見て考えることも変わりましたね。」
野菜の見方まで変えてしまうとは....。タイチさんのように、オーストラリアに来て初めて農作業をしたという若者は多いらしい。ピッキングをしてみると、彼らに心境の変化が見られるという。次回は冨田さんにピッキングがもたらす影響力を聞く!
成田で終わりたくなかった
「僕は親から離れたくて3年前にワーホリでオーストラリアに来たんです。千葉県の成田市出身で、成田で人生終わりたくなくて。英語も全然話せなかったんですけどね。最初にパースに半年間いて、その後ラウンド(オーストラリア一周旅行のこと)しました。でもこのままではまた日本に帰らないといけなくなってしまう、と思ってセカンドビザを取ることにしたんです。それで、ピッキーズを頼ってバンダバーグの町に来て。最初はピッキーズのお客さんだったんですよ。」
なるほどなるほど、最初はどんなピッキングをしたんですか?
「最初にやったのはサツマイモを植える仕事です。ところがコツが分からないからすぐに疲れてしまうんです。いろいろ試行錯誤しているうちに、3パターンの姿勢を交代でやっていくと疲れにくいと気づいたんです」
タイチ秘術サツマイモ植え!
門外不出の秘術サツマイモ植えの姿勢が下の3つの写真だ。体全体をなるべく使って、植えることで、腰や足など一部分への負担を軽減するのがタイチ方式。以下、写真でその秘術をお見せする。



ピッキングは人を変える
英語はどうだったんですか?
「最初は全然駄目でした。今でも日常会話は苦手です。でも農業用語だけはやたらと詳しくなりましたよ。農家で使う単語って限られてますから。『雑草をとる』とか『手押し車』とかね。」
なるほど、最初にまったく英語がだめでも作業とリンクしているキーワードなら分かるようになるんですね。
「ピッキングの仕事も初めはしんどかったんですけど、今は素晴らしい職業に出会えたって思ってます。不思議とピッキングを始めたら野菜も美味しいと思うようになりましたね。やっぱり採れたてはジューシーで、スーパーで買うものとは全然違う。」
うう、やっぱり現場にいる人が一番おいしいものたべれられるのか。
「あと、スーパーに行ってもこの野菜は誰が採ったのかなって思ったり、ちょっとでも野菜の値段が下がってると、農家は大変だなって思うようになったり。ただ食べてただけのときとは、野菜を見て考えることも変わりましたね。」
野菜の見方まで変えてしまうとは....。タイチさんのように、オーストラリアに来て初めて農作業をしたという若者は多いらしい。ピッキングをしてみると、彼らに心境の変化が見られるという。次回は冨田さんにピッキングがもたらす影響力を聞く!
つづく
今週のZファーマー
Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん
滋賀県米原市
占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。


