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今週のZファーマー
アグレッシブなZファーマーたち
田んぼに鉄道をつくった男!
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名前: くまかん(熊野簡易鉄道)さん 三重県熊野市
一番始めに畑を貸してくれたオジさんが『あそこまで開墾してくれたら嬉しいな』って何気なく言ってて、その人が生きているうちに開墾したら恩返しになるかな。まあ、オジさんは忘れているかもしれないけど、自分の中では、やり遂げたいなって。
(text by 鈴木和歌奈)
畑を借りて、米、蕎麦、菜種、ミカン、梅などを栽培。ミカンはミカンジュースに、蕎麦とうどんは打って販売。ときどき、近所の人に頼まれて草刈りや墓の掃除などを行い、冬は出稼ぎにも行く。鉄道は、農作業の合間にコツコツ作る。
冬:ミカンの収穫の出稼ぎ、開墾や鉄道作り
春:田植えとその準備、梅、菜種、小麦の収穫
夏:近所の家の草刈りや蕎麦の種まき、夏休み
秋:稲刈り、蕎麦の収穫
VOL.5 鉄道は個人でも作れる!
2009.12.18 Fri
鉄道を作るといっても、どうやって作るのだろう。というか、そもそも鉄道を引くという発想すら思いつかない!個人が所有できる鉄道なんて、せいぜいNゲージが限界だと思っていました!いったい、どこから砂利と枕木はもちろん、レールや車両にいたっては想像すらつかない!
まくら木の入手法はいかに?
まず、鉄のレールを支えるまくら木の入手法について。
「まくら木は、最近ガーデニングブームで人気が出て、一本6000円もするから、高くて買えなくて困っていたんだよ。そしたら、たまたま近くの山にドコモのアンテナを立てるっていう話があってね。
『切った木をどうするの?』って聞いたら『いらない』って言うから『じゃあ、それください』って言ったら『いいよ』って。ヒノキなのにタダでもらっちゃったの。かかったのはクギとネジ代くらい。安いもんでしょう?」
全部揃えたら何万円、何十万円もするはずのまくら木がタダ!?しかも、ほとんどがヒノキという、こんな贅沢なまくら木はない!
レールは物々交換で入手!
「あと、レールも欲しいなあと思っていたら鉄道仲間から『中古のレールでよければあるよ』って言われて、うちでとれた農産物と交換して手にいれたんだよ。関東から運んできて、自分で曲げて線路を作ったんだよ」
農産物とレールの物々交換とは、これぞ経済の基本です!
しかし、レールを曲げるって・・・いったいどうやって?
「昔使われていた道具を使うんだよ。ジンクロって言う道具で、てこの原理でちょっとずつ曲げて行くんだけど、だんだん上手くなるから楽しいよ。それから、砂利は知り合いの人がユンボを持っていて使わない時期に貸してもらって、自分で運んだから安く手に入ってね」
レールを曲げるなんて、ハイテクな大型機械が必要なのかと思ってしまったけど、昔の道具を使えば自分で曲げられるのか。なんとかなるもんですね!
車両(=ホリカワちゃん)も激安で入手!
そして、車両。JRの通勤列車は一両1億円ぐらいするという。そんなもの買えません!そもそもどこで売られているのか、全然想像がつかない。相当の鉄でも、ここで脱落するに違いない。いったいどうしたら?
「これも運良く手に入れたんだよね。欲しいなあと思っていたら、鉄道好きの知り合いが突然電話かけてきてくれて、『廃車にする車両があるんだけど、もし今日中に取りに来れるんだったら譲る』って言われてね。クレーンとかトレーラーを調達して運送費の負担だけで譲り受けることができたんだ。普通に新品を調達したら何千万もするだろうけど、数十万ですんじゃった。堀川工機っていうメーカーのものだから『ホリカワちゃん』って読んでる。マニアの中ではかなり貴重なものなんだけどね、ふふふ。」
ほ~!すごい!まくら木もレールもホリカワちゃんも砂利も、まさにタイミングと人脈の賜物!そして、テッチャンの情報収集力は侮れない。編集長も関心しきり。
実は、くまかんさんは東京生まれだという。熊野に来たのは鉄道に理由があったとか?次回、熊野にたどりつく経緯と鉄道にかける夢が明らかに。
つづきは今週、金曜日!
まくら木の入手法はいかに?まず、鉄のレールを支えるまくら木の入手法について。
「まくら木は、最近ガーデニングブームで人気が出て、一本6000円もするから、高くて買えなくて困っていたんだよ。そしたら、たまたま近くの山にドコモのアンテナを立てるっていう話があってね。
『切った木をどうするの?』って聞いたら『いらない』って言うから『じゃあ、それください』って言ったら『いいよ』って。ヒノキなのにタダでもらっちゃったの。かかったのはクギとネジ代くらい。安いもんでしょう?」全部揃えたら何万円、何十万円もするはずのまくら木がタダ!?しかも、ほとんどがヒノキという、こんな贅沢なまくら木はない!
レールは物々交換で入手!
「あと、レールも欲しいなあと思っていたら鉄道仲間から『中古のレールでよければあるよ』って言われて、うちでとれた農産物と交換して手にいれたんだよ。関東から運んできて、自分で曲げて線路を作ったんだよ」
農産物とレールの物々交換とは、これぞ経済の基本です!しかし、レールを曲げるって・・・いったいどうやって?
「昔使われていた道具を使うんだよ。ジンクロって言う道具で、てこの原理でちょっとずつ曲げて行くんだけど、だんだん上手くなるから楽しいよ。それから、砂利は知り合いの人がユンボを持っていて使わない時期に貸してもらって、自分で運んだから安く手に入ってね」
レールを曲げるなんて、ハイテクな大型機械が必要なのかと思ってしまったけど、昔の道具を使えば自分で曲げられるのか。なんとかなるもんですね!
車両(=ホリカワちゃん)も激安で入手!そして、車両。JRの通勤列車は一両1億円ぐらいするという。そんなもの買えません!そもそもどこで売られているのか、全然想像がつかない。相当の鉄でも、ここで脱落するに違いない。いったいどうしたら?
「これも運良く手に入れたんだよね。欲しいなあと思っていたら、鉄道好きの知り合いが突然電話かけてきてくれて、『廃車にする車両があるんだけど、もし今日中に取りに来れるんだったら譲る』って言われてね。クレーンとかトレーラーを調達して運送費の負担だけで譲り受けることができたんだ。普通に新品を調達したら何千万もするだろうけど、数十万ですんじゃった。堀川工機っていうメーカーのものだから『ホリカワちゃん』って読んでる。マニアの中ではかなり貴重なものなんだけどね、ふふふ。」
ほ~!すごい!まくら木もレールもホリカワちゃんも砂利も、まさにタイミングと人脈の賜物!そして、テッチャンの情報収集力は侮れない。編集長も関心しきり。実は、くまかんさんは東京生まれだという。熊野に来たのは鉄道に理由があったとか?次回、熊野にたどりつく経緯と鉄道にかける夢が明らかに。
つづきは今週、金曜日!
今週のZファーマー
Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん
滋賀県米原市
占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。


