HOME今週のZファーマーアグレッシブなZファーマーたち田んぼに鉄道をつくった男!

今週のZファーマー

 くまかん(熊野簡易鉄道)さん

ファーマーDATA

名前: くまかん(熊野簡易鉄道)さん 三重県熊野市

一番始めに畑を貸してくれたオジさんが『あそこまで開墾してくれたら嬉しいな』って何気なく言ってて、その人が生きているうちに開墾したら恩返しになるかな。まあ、オジさんは忘れているかもしれないけど、自分の中では、やり遂げたいなって。

(text by 鈴木和歌奈

仕事の仕組み

畑を借りて、米、蕎麦、菜種、ミカン、梅などを栽培。ミカンはミカンジュースに、蕎麦とうどんは打って販売。ときどき、近所の人に頼まれて草刈りや墓の掃除などを行い、冬は出稼ぎにも行く。鉄道は、農作業の合間にコツコツ作る。

年間スケジュール

冬:ミカンの収穫の出稼ぎ、開墾や鉄道作り
春:田植えとその準備、梅、菜種、小麦の収穫
夏:近所の家の草刈りや蕎麦の種まき、夏休み
秋:稲刈り、蕎麦の収穫

初期投資
星3つ
手間
星5つ
ギャンブル度
星3つ
難易度
星5つ

VOL.3 110mに凝縮された鉄道ワールド!

2009.12.15 Tue
鉄道の始発駅。待合室もある 早速、乗ってみました!

くまかんさんの後をついていくと、空き地のようなところに始発駅とレトロな車両が現れた。駅にはちゃんと待合室やホームがあり、駅名の書かれた看板には手書きで「平谷中野」と書かれている。
駅名までもオリジナル 農業用の鉄道の取材と聞いていたので、ただ線路とトロッコがあるような風景を想像していたら、駅や看板があるのでびっくりした。なぜ駅や待合室があるんだろう?いや、なんでそもそもここに鉄道があるんだろう?鉄道を目の前におびただしく疑問が湧いてきた。

すると、わたしの心の声を聴いたかのようにで「早速、乗ってみる?」とくまかんさんが声をかけてくれた。

「乗せてもらえるんですか?もちろん乗りたいです!」
よし!まずは乗ってみなくちゃわからない!鉄道の全貌を見せてもらおう。

乗車時にもらえる切符。昔ながらの改札挟で切ってくれます 車両には運転席の他に4人乗れる客席があり、乗車するとくまかんさんが切符を切ってくれる。実はこの切符、本物の切符を印刷する会社で作ってもらったのだとか。これは本物の農業鉄道だ。

いざ、出発!

電車が動き出した。カーブを曲がると、切り通し、踏切、駅が次々と現れる。田んぼに囲まれた小さな谷に、小さな鉄道ワールドが展開している。しかも、レトロな車両に手書きの標識、のどかな風景はこじんまりしてとってもカワイイ。

この風景は私の文章で説明するより、写真が分かりやすいに違いない!
110メートルに凝縮されたくまかんワールドを写真でお楽しみください。

写真で見せます、くまかんワールド!

待合室は、こんなかんじでに窓が開きます。 車両を運転する運転手くまかんさん。 最初の大きなカーブを曲がると切り通しが現れます。 切り通しを抜けると、開けたところに出て左手に蕎麦畑が広がっています。
あれです、緊急用って書いてある電話ボックス! 列車には人との関係がかかせません、「きしゃにちゅうい」。
これ、踏切です。 駅の名前が刻まれた木(7つの駅が数m間隔である)。
電車からはこんな風景が見渡せます。 「雲(ん)」という駅。日本で一番短い駅名をつけたかったかららしい。
傾斜表もくまかんさん制作です! 次は、なんでここに鉄道が?いろいろなナゾが明らかに!

次の更新は、今週の金曜日です!
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ザックザック企画

今週のZファーマー

Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん

A.がっぽり型

川部正巳さん

滋賀県米原市

占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。

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