HOME今週のZファーマーアグレッシブなZファーマーたち103歳のおじいちゃんが店長、やまいも直売店!

今週のZファーマー

青木安治郎さん

ファーマーDATA

名前: 青木安治郎さん 滋賀県愛荘町

みなさんがこうして、訪ねてくれるもんですから元気でおれます。ホンマにありがたいことです。

(text by 鈴木和歌奈

仕事の仕組み

愛荘町の限られた地域でしか栽培できない「秦荘のやまいも」を栽培。収穫したやまいもは、農協へ出荷するほか、自宅の直売店で販売する。形が良いやまいもは1キロ1500円、小ぶりなものは700gで1000円で販売される。普通のやまいも料理のように食べられるほか、お歳暮などの贈答品として贈られたり、高級和菓子の材料としても使われる。スーパーやデパートでは取り扱っておらず、稀少品として売られている。

年間スケジュール

やまいもが商品になるには2年かかる。1年目は種いもを育て、2年目はその種いもを成長させるのだ。まず、1年目の秋に形のいい種芋を選別し、春に畑に植える。ひと夏育てまた秋に掘り起こす。2年目の春に再びいもを植えて、ひと夏越すと秋には大きくなったやまいもが収穫できる。10月半ばから12月まで直売店などで販売される。やまいもが売り切れたら終了。やまいもは適度な水分が必要だったり、肥料を与えすぎると形が悪くなるので、育て方が難しい。

初期投資
星3つ
手間
星5つ
ギャンブル度
星4つ
難易度
星5つ

VOL.07 杖なしで歩く安治郎さん!農業で鍛えられた足腰!

2010.01.28 Thu
腰が曲がってない103歳!

「秦荘やまいも」の美味しさを知ったからには、ぜひ家で調理してみたい。マグロのやまかけやとろろ汁にも良さそう。ということで、帰りがけに「秦荘やまいも」を購入することに。

命の恩人へやまいもを選ぶ編集長 編集長は「スクーターで林に転落した際に、助けてくれた近所の方におみやげとして買って行きたい」と大量に購入し出した。

「そんなに買われるんですか?ありがとう。このやまいもは手間がかかっておりますので、無駄がないように食べて下さいね」と喜男さん。

立ち上がって歩いている安治郎さん! 安治郎さんにもお礼をと‥思っていると、おもむろに安治郎さんがコタツから立ち上がり、プレハブから出て来た。誰の手を借りるでもなく立ち上がり、しかも、杖なしで歩いているのだ!しかも、腰もあんまり曲がってない。本当に足腰が強いのだ!

「これはウチで育てた豆なんや~」 安治郎さんは「ホンマによう来てくださった。ありがとう。また、遊びに来て下さい」と送り出してくださった。

青木家では、農業小屋の軒先で渋柿も作ってます 「こちらこそ、ありがとうございました。もっともっと長生きしてくださいね!」編集長も私も、何度も安治郎さんと握手をした。元気をもらうとはこういうことなのか!

帰り際、握手をたくさんしてご利益をいただいた 今年は失踪したり、事故したり運の悪い編集長だが、安治郎さんに会えたのだから、厄払いされたに違いない。安治郎さんには、そんな雰囲気が漂っている。

記念にパチリ。編集長の顔色が良くなってる!
おまけ~鈴木流やまいもレシピを公開~

自宅に帰って「秦荘やまいも」を早速料理してみた。あまりにも美味しかったので、ザックザックで公開。

やまいもとチーズのノリ巻き まずは、チーズ巻き。チーズとやまいもを同じくらいの大きさにカットし、ノリをくるくると巻く。ちょっと醤油をつけると美味しい。酒の肴にもってこい。(特に日本酒!)

とろろご飯 そして、とろろご飯。やまいもをすって、濃い味のみそ汁とまぜ、温かいご飯にのせる。のりをパラパラと散らすと出来上がり。やまいもが良い具合にご飯にからみます。

マグロのやまかけ さらには、マグロのやまかけ。マグロを買ってきて、やまいもをすって載せるだけの簡単レシピだ。簡単なのに美味しい!

栄養価が高く、消化も良い。美容や体力増進にもなる。食べ物としても満点の「秦荘やまいも」。さらに、青木さん一家の温かい雰囲気を思い出すと、よけいに美味しく食べる事ができた。スーパーでササッと買うよりも、直売店に出向いて、コタツでいろいろ話をしながら買ったものは、美味しさが違う!作り手の顔が見える農産物って、やっぱりいいもんだとしみじみ思いました。

秦荘やまいもの注文、問い合わせは青木喜男さん宅へ。
電話&ファックスは0749(37)3585
毎年12月15日前後にはやまいもは売り切れてしまい、それ以後は翌年の予約となります。

青木家のみなさんは、とても温かく微笑ましいご家族でした。また、安治郎さんとコタツを囲んで、お茶を飲み、人生や世の中について語りたいと思います。ぜひ、来年も再来年も元気にやまいもを販売してください!ありがとうございました!

鈴木和歌奈さん

取材したライター:

鈴木和歌奈

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今週のZファーマー

Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん

A.がっぽり型

川部正巳さん

滋賀県米原市

占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。

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