HOME今週のZファーマーアグレッシブなZファーマーたち田んぼに鉄道をつくった男!

今週のZファーマー

 くまかん(熊野簡易鉄道)さん

ファーマーDATA

名前: くまかん(熊野簡易鉄道)さん 三重県熊野市

一番始めに畑を貸してくれたオジさんが『あそこまで開墾してくれたら嬉しいな』って何気なく言ってて、その人が生きているうちに開墾したら恩返しになるかな。まあ、オジさんは忘れているかもしれないけど、自分の中では、やり遂げたいなって。

(text by 鈴木和歌奈

仕事の仕組み

畑を借りて、米、蕎麦、菜種、ミカン、梅などを栽培。ミカンはミカンジュースに、蕎麦とうどんは打って販売。ときどき、近所の人に頼まれて草刈りや墓の掃除などを行い、冬は出稼ぎにも行く。鉄道は、農作業の合間にコツコツ作る。

年間スケジュール

冬:ミカンの収穫の出稼ぎ、開墾や鉄道作り
春:田植えとその準備、梅、菜種、小麦の収穫
夏:近所の家の草刈りや蕎麦の種まき、夏休み
秋:稲刈り、蕎麦の収穫

初期投資
星3つ
手間
星5つ
ギャンブル度
星3つ
難易度
星5つ

VOL.8 100枚の畑管理に鉄道作り、スケジュールはどうなってるの?!

2010.01.01 Fri
100枚の畑を管理し、さらに何種類もの穀物や果物を育てているくまかんさん。忙しいだろうに、いつ鉄道を作っているのだろう。1年のスケジュールはどうなっているんですか?

熱心に取材が続いて、日も傾いてきた 編集長も熱心にメモ 農作業の他に、草刈りやお墓の掃除も!

「なんだかんだ、忙しいねえ~。まず、1、2、3月は農閑期だから、鉄道に集中できる。線路伸ばしたり、砂利をひいたりね。あとは、開墾もこの時期にやってるんだよ。4月からは田んぼの準備、5月は田植え、梅や菜種の収穫、6月は小麦の収穫、小麦畑に堆肥を運ぶ、7月は近所の人の草刈りや墓掃除だね。8月は蕎麦をまいた後は、夏休みにしてる。今年は、実家のある東京に寄って東北を旅行するつもりだよ。9月と10月は稲刈り、11月は蕎麦の収穫で手で刈り取って乾燥させて脱穀機にかける。12月は出稼ぎの時期で、和歌山県にミカンの収穫を手伝いに行くんだよ。次々作業があるからけっこう追われて仕事している感じもあるかな」

取材を始めて4時間が経過。足も疲れたので一服しながら話を聞く我々 複数の穀物と果物を組み合わせているから、毎月いろんな仕事がたくさんあるのだ。しかも、農作業の合間に近所の家の草刈りやお墓の掃除なども請け負っている。田舎と言えど探せば仕事はあるんだ。そして、その合間を縫って鉄道も作っている。きちんと仕事しつつ、近所の人にも喜ばれて、そして趣味の鉄道もバッチリというのは、都会のビジネスマンより時間が生きているような気がする。

収入もいろいろ組み合わせてます!

ところで、気になる稼ぎは、どのくらいなのだろう?

そのうち日が暮れて、山がいい感じになってきた 「う~ん、そうね、草刈りや墓掃除で数十万円、梅は加工せず出荷して数十万円、うちで収穫したミカンでミカンジュースを作って二、三十万円、うどんや蕎麦で三十万円、月に数日ある会社でバイトもしていて、それが数十万くらいかな。あとお米もあるしね。ほかもろもろだね」

山に囲まれているのに斜面だから空が広い。 くまかんさんは、「くまかんブランド」でミカンジュースや蕎麦などを販売している。
それも、毎年売り切れるそうだ。売るのに困らないって健康的でいいなあ。

次回は、いよいよ最終回。くまかんさんが、鉄道のために育てている農作物とは?!

最終回は来週火曜日!
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今週のZファーマー

Zファーマーとは、自分で考え、工夫や発明を重ねて、クリエイティブな農業を営む農家のことです。

川部正巳さん

A.がっぽり型

川部正巳さん

滋賀県米原市

占いの人に聞いたら、土か火に関係する仕事が向いてるよって言われたんです。火といえば、消防士でしょ。でも、応募年齢過ぎててあかんかった(笑)。陶芸家、花火師、造園業とかいろいろ考えて、美味しいもの食べるの好きやし、農業がいいかなって思ったんですよね。

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